些末なうさ松ログ

些末なことを書きます

英語学習はオワコンなのか

テクノロジーの進歩はすごい。自動翻訳のレベルもどんどん上がっている。そうすると、もはや語学に取り組む必要はなくなるのだろうか。

アメリカ生活で実感した「英語学習」のオワコン化 - 日本経済新聞

 

英語のプロになるわけでもないなら、目的に応じて最適なツールを使えばよく、わざわざ時間とコストをかけて勉強する必要はない、と言われると、それもそうだなあ、と、思う。

ただ、ひとつ思うのは、

「そうした便利なツールにいつでも自由にアクセスできる」という前提はこれからもずっと所与の前提であり続けるのか

ということだ。

google翻訳にせよDeepLにせよ、それはどこかの民間営利企業が提供しているサービスなわけだけれど、それを無料で使い続けられるのってとてもすごいことだ。でも、それって、いつまでそうなんだろう。

今更Google検索が有料になる未来も想像はつかないけど、よく考えるとそれって誰が保証してくれるのだろう。あるいは、インターネットがこの先もずーーーっと安定して安全に使い続けられる保証は、あるんだろうか?

タダより高いものはないとも言うけれど、便利さを享受するのと引き換えにテック企業への依存度がどんどん上がっていくのはなんかちょっと不安。

別に今更洗濯機を手放して洗濯板を使おう、なんてことを言うつもりはないんだけど、「いざというとき、自分でもできること」はひとつでも多い方が安心だと思う。

なので、自分は(趣味のレベルだけど)英語の勉強はこれからも続けるつもりなのであった。

 

お些末さまでした。